[ Shuhey's Works ]
〜 The Sneaky Devil's Home Page〜
Traveling around East area.
- 12月31日(水) 〜 初日の出を見るため、ブルーマウンテン登山 〜
- 午後1時、山小屋からの迎えのトラックの荷台に乗り込み出発。
- 山小屋までは、急な登坂路をトラックはノロノロ、ガタンガタン登って行く。
- 山小屋で飯田調整員からの提供、日本ソバを茹でるものの、湯が煮立たず、粉っぽくなってしまった。
- さて、夕食後は登山に備え睡眠を...と思ったところ「年末だから」ということで、山小屋の庭では大音量で野外ディスコをやり始めた。で、誰もしっかり眠れず。
- ともあれ、1月1日午前2時に山小屋を出発。
- 懐中電灯片手に急勾配が続く道を頂上目指してひたすら登る。何せ、真っ暗なので、登るしかない。景色も何も見えない。
- かなり疲れて午前5時45分に頂上の掘っ立て小屋に到着。
- がっ! 6時15分くらいに周囲は明るくなったものの、霧が深すぎて、とても太陽は見えず!
- おまけに、登ってる間は半そでTシャツ一枚でよかったものの、じっと待ってると強烈に寒い!
- ということで、7時前にはみんな一斉に下山開始。
- 10時前に山小屋に帰還。日ごろの運動不足が祟り、足が痛い! 筋肉は疲労の極地! その後しばらく、まともに歩けず...
- 10月20日(月) 〜 ナショナルヒーローズ・デイ そのまま東部を観光 〜
- 今日はナショナルヒーローの日(祝日)。
- で、折角東部まで来たことだし、三浦隊員の希望もあり、ナショナルヒーローの一人、ジャマイカ独立運動で有名なNanny(J$500札の肖像)の本拠地マルーンタウンへ。
- 一部でこぼこの悪路をひたすら進み、ついた山間の村がマルーンタウン(入村には、寄付が必要だが、一人J$50程度でOKの模様)。
- Nannyの本拠地だけあって、午後からは祭りが行われるとのことで、準備がされていた。
- その後、岡田さんはまだ東海岸は行ったことがない、ということだったので、ボストンベイでジャークチキンを食べ(今回はお腹は大丈夫だった)。ブルーラグーンを経由して、映画「カクテル(主演トム・クルーズ)」にも出てきた滝、リーチフォールズ(入場料J$200)へ。
- たまたま水着を持ってきていたので、少し泳いでみたが、水が意外と冷たいので、気温が高い時の方がいいかも。しかし、雰囲気は最高。
- で、その後、Kgnへ帰る。
- 10月19日(日)
- シニアボランティア岡田さんの車に乗せてもらい、一旦モニーグへ帰る。
- 連絡所から借りてきた大量の本を置いて、そのままオーチョリオスまでの途中にあるワッシアートまで。
- その後、北海岸まででて、東に向かいハーモニーホールに立ち寄り、サンバレープランテーションまで。
- ハーモニーホールは、1階がイタリアンレストラン(メインのスパで、約J$1000程度)、2階が画廊になっている。
- サンバレープランテーションは、農場である。
- ジャマイカの農場で栽培してる植物、コーヒー、カカオ、バナナ、パイナップル、柑橘類、椰子などを丁寧に説明してくれた上、腹いっぱいになる程たべさせてくれる。これで、US$8は安い(レジデント価格)。
- その後、近くにある映画「007」シリーズの作者。イアン・フレミングの家(入場料J$200)に寄る。
- 折角、ここまで来たということで、そのままポートアントニオまで一気に走り、やはりイタリアンレストランで食事。
- レストランに着いたとき停電しており、メニューが制限されていたが、我々が入ってから回復。ホワイトソースのステーキが美味かった。
- で、夜も遅くなってしまったので、急遽そのまま近くのボストン・ベイで安宿を探し、宿泊。
- 4月21日(月) 〜 人生で初、こんなに腹が痛いなんて 〜
- 昨夜から、腹の調子が悪い。
- 断続的に訪れる猛烈な痛みで眠れず、トイレでは殆ど水ばかりの便が出る。
- これは小塚隊員以外の3人共同じ症状だった。
- 南海岸沿いにキングストンまで走るバスの中、痛む腹に「途中下車しようか...いや、もう少し我慢できるか...」と格闘しつつ、なんとか昼過ぎには隊員連絡所に辿り付いた。
- 加藤隊員と共に、急いで正露丸を服用。なんとか、夕方には回復した。
- ”あたった”原因の食事は、ボストンベイのジャークチキンか!?
- しかし、この後もジャマイカ(ほぼ)一週旅行は中西部編につづく。
- 4月20日(日) 〜 人生で初、「死体」に遭遇 〜
- 朝はポートアントニオの町を散策し、ブルーラグーンへ。
- 連休中ということもあって、今回は、中国人の一行やロシア人の一行が。
- しかし、ジャマイカにいるロシア人の女性って、なんでTバックの水着が好きなんだろ?
- その後、「ジャーク・ポーク(豚肉の炭焼き)の発祥の地」というボストンベイまで行き、ジャークポーク、ジャークチキンの昼食。
- さて、再度の移動で、ロングベイまで来たは良いものの、さすが連休中、安い宿が無い。
- 空いてる宿を探して歩いていると、なんと道を聞いたおばさんが「ウチもゲストハウスよ」と言う。しかも、ツイン2部屋で、一人J$500。これまでのジャマイカの宿の中で、最安値!。
- 荷物を置き、波の高いロングベイのビーチに行ってみると、「誰か溺れたらしい」とジャマ人が騒いでいる。
- しばらくして一人の華奢な若者が、両手を二人の捜索員に持ち上げられ、海から引きづられてきた。
- 口と鼻から泡を吹いており、額の右側に岩にでもぶつけたような真新しい傷があった。
- 必要なら蘇生術(CPR)をやろうと思ったが、溺れてから2時間くらい経っているということだったので、諦めた。
- その後、家族と思しき女性が現れ、取り乱していた。
- しかし、死体が引き取られていったのは警察が来てから2時間も経ってからで、それまで死体は新聞紙をかけられた状態で、浜辺に横たわっていた。
- 4月19日(土)
〜 ジャマイカ(ほぼ)一週旅行・東部編 〜
- オーチョリオスからポートアントニオに移動し、山の上にあるボニービューホテルに宿泊。
- 朝晩飯付き、ツイン2部屋で、一人J$1600。安い。
- 夕食後、部屋に蚊がいたので、従業員に蚊取り線香をもらいに行くと、虫除けスプレーを渡された。
- 「蚊取り線香(モスキート・デストロイヤー)が欲しいんだ!」と言うと、「いや、あれは、頭が悪くなるからこっちの方が良いとオーナーが言ってます」という返事。
- ...そんな、アホな...。
- 8月8日 … 〜 快挙か愚挙か!? 山道歩き、トータル6時間! ブルーマウンテンを"歩いて越えた"男二人! 〜
- たまたま一緒に泊まっていた浅井隊員から「パンの実」を弁当に持たせてもらい、朝7時に出発。
- 計画通りBuff Bayまでバスで行き、Ceder Valleyまで行ってくれるタクシーを捜す(J$100)。
- Ceder Valleyからはひたすら登りを歩く。道は全面アスファルトだったものの、やはり草履ではつらかった。
- 昨日、アルバートからは「New Catstleという町に軍キャンプがあり、そこまでの道はよく軍用トラックが走ってるからヒッチハイクできる」という話だったが、そんな車両は一台も通らず。
- 食べ物はパンの実だけだったが、水は湧き水を飲み放題飲んだ。
- 1時間に1回10分程度の休憩をとりながら、Green Hill、Sectionと抜けて4時間歩き、ようやくブルーマウンテン山脈を超えた。
- 山の稜線にはブルーマウンテンナショナルパークがあり、そこで記念写真撮影。
- 近くにあったGAPというカフェからキングストンを見下ろしながら、美味いコーヒー(J$150)を飲んだ(食事はカリーゴートが$350)。
- キングストンを目掛け、山道を下る。1時間程してNew Castleに着き、ようやく軍の人にヒッチハイクさせてもらい、バスが出ているCraigtonまで着く。
- そこからは、数日前のUCCコーヒー農園の帰り道と全く同じルートでPapineを経由してドミには16:30到着。
- 左足の裏に水ぶくれができた。
- 8月7日 … 〜 ブルーラグーン、ポートアントニアオへ 〜
- 朝、もう一度温泉に入り、25分歩きBathの町まで山を下る。
- Port MorlantまでシェアでJ$40。その後海岸線を北上し、映画「カクテル」でも使われたというバー、「ブルーラグーン」へ。
- 入場料J$120、カクテルは120,250、飯は最低でも700もするので食えないが、静かできれいな「ラグーン」である。水の透明度はピカイチ!
- そこで、偶然、昔JICAの交換留学制度で日本に3週間行ったことがある、というアルバートというジャマイカ人のおじさん(現在ポートモア在住)に会う。
- そのおじさんから、Buff Bay〜Kingstonの道程のアドバイスを受け、明日の帰り道は敢えてその道を選ぶことにした(通常はAnnot Bayを経由するルートをバスで帰る)。
- 午後2時を回り、朝からの絶食にさすがに腹も減ってきたので、いよいよポートアントニオ(タクシーJ$50)に向かう。
- ポートアントニオは建物や町並みにちらほらヨーロッパの風情が漂う。
- 昔の要塞跡地に建てられたポートアントニオ高校に入り込んで休憩した後、いよいよパスレイガーデンにある小島隊員の住む農業大学に向かう。
- 彼の住居は、農業大学構内の来賓用ゲストハウス。
- 周囲に買い物をする店が一軒もないのが難点だが、来賓用だけあって、建物は白くきれいで、天井も高い。細々した部分のデザインも凝っていて、まるでホテルのよう。
- 8月6日 … 〜 いよいよ東の果てへ 〜
- ヒロさんと共に、東へ向かう。
- とりあえずの目標は、Morlant Pointにある灯台である。
- Morlant Bay(J$100)、Golden Grove(J$50)とタクシーを乗り継ぎ、いざ、東に向かって歩き出したものの、遠そうだったので、途中走ってきたシェアタクシーを乗り継ぎ(J$50×2回)、Morlant Pointまで。...のハズが、海岸に着いてみると灯台が無い! 周りに居た人に訊くと「Rocky Point」だと言う。が〜ん!
- 真東に進むはずが、南に向かってしまっていたらしい!
- と、ここで、ヒロさんが海岸で魚バーベキューをやっている家族に近付き、話をしているではないか。そして、デジカメで記念写真を撮り大ウケ。
- 仲良くなったところで、焼いてた魚を2尾食わせてもらった。
- そして、その家族を乗せてきた運転手がMorlant Pointに乗せていってくれる、というではないか。J$400でお願いした。
- 車はサニーのセダン。過去最高記録11人乗車(前3人、後5人、トランクを開けてハコ乗り状態で3人)で家族を送り届けた後、迷路のようなサトウキビ畑の中の農道をゆっくりMorlant Pointへ。多分、地元民しか辿り着けない道である。
- 灯台を外から見学していると、またもやヒロさんが今度は灯台守に話しかけ、灯台の鍵を開けてもらった。
- 生まれて初めて見る灯台の内部。6階分階段を昇り、展望台の策は錆が浮いており、折れたら洒落にならないので、慎重に歩いた。
- ちなみに、灯台の脇には太陽電池パネルがあり、内部にはバッテリーがたくさん置いてあった。そして電線は来ていなかった。
- その後、BathにあるBath Fountainホテルに宿泊(地元価格ツイン一部屋J$1200/泊、通常US$30/泊)。足の伸ばせる温泉の個室で疲れを取る。
- 以下、ホテルでもらった資料より抜粋。
- [Bath Fountainの歴史]
- 1960年代、脱走した奴隷により発見され、森の奥深くに沸いたその温泉は、彼が1年間患っていた伝染病による脚の潰瘍を治した。
- そして彼は、主人の罰に対して勇気を出して戻り、この素晴らしい発見を伝えた。
- ニュースは広まったものの、そこには宿泊所も道も無かったので、当初は決死の覚悟で行くしかなかった。しかし、1969年、二人の人間が健康回復のための小屋を作った。これに刺激され、1699年、温泉と1130エーカーの土地は公的機関に売却され、寄付によって川辺の温泉の上に100人の貧困者のための家が建てられた。
- [泉質・効能]
- 温泉と冷泉から成っているのが特徴で、硫黄と石灰分が高い。リウマチ、肌のトラブルに効く。
成分(単位不明) |
温泉 |
冷泉 |
カルシウム |
2.60 |
5.02 |
マグネシウム |
0.15 |
0.98 |
ナトリウム |
14.0 |
10.45 |
硫黄 |
11.10 |
3.41 |
炭酸ガス |
1.68 |
10.98 |
シリカ(珪素) |
3.70 |
4.90 |
塩化物 |
18.0 19.0 |
19.00 |
- 8月5日 … 〜 UCCコーヒー農園へ 〜
- 同期の小倉隊員(よっちゃん)、加藤隊員(ヒロさん)と共に、UCCコーヒー農園へ。
- まずは予約の電話(944-8224)を入れ、キングストンの東のはずれUniversity of Technorogy(技術大学)のあるPapineからCraigton行きのバスに乗り、Irish Townを少し過ぎたあたりで降ろしてもらう(J$50)。
- 本物(...多分)のブルーマウンテンコーヒーが出され、説明員のJuniorが実物やパネルを使って詳しく説明してくれる。本格的な説明に、こちらは急遽よっちゃんが参加して3名だったから良かったものの、もし男2名で行ってたらちょっと気まずかったかもしれない...。
- あいにく、豪雨の後だった(山の中なので、天気は悪かった)ので、農園には入れなかったが、焙煎、豆挽き、袋詰め工程も全部見せてくれる。
- 料金J$700は少し高いが、お土産に小さいコーヒーのパックもくれるし、まぁ、妥当な値段であろう。
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